Mar 24, 2018
サックス【音色、抵抗感】
サックス&フルート講師の石神有規です。
前回は【サックスの種類】、そして選び方なども書きました。
今回は音色、抵抗感について説明します。
【音色】
楽器の持っている音色は、吹いているうちに消えてなくなる部分と、明らかに残る癖のような部分があるように思います。
例えば、綺麗な音の楽器だなと思ったら、吹く人によってはハスキーな音の楽器になったりします。
そして、ザラザラした癖のある楽器だなと思ったら、そのザラザラ感は、なかなか消えなかったりします。
自分の出したい音に合った、癖を持った楽器を見つけたいですね。
【抵抗感】
楽器の抵抗感が強いほど、息の量が必要になります。
そして、抵抗感が強い方が綺麗な音で大きな音を出すクラシックや、大音量のエレクトリックバンド向きです。
抵抗感が弱い方が小さな音でかすれた音や、割れた音を出すジャズ向きだと思います。
そしてこの抵抗感は、いくら楽器を吹き込んでも根本的には変わりません。
この音色、抵抗感はかなり重要になってきます。
こういう部分を判断して楽器を選んでいく、そして先ほども言った通り、自分に合うサックスを見つけていく。
次回はマウスピース、リードについてお話していこうと思います。
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