【ギター講師 渡来のコラム】〜やってみるといい事あるかもよ②「コンテスト出演のお話」〜
こんにちは、ギター講師の渡来です。
前回のコラムでは、コンテストに出演するまでのお話でした。
そう、初めて出演したコンテストに、背中を押されて出たコンテストで決勝に進出してしまったのです。
その時は
「まーーーーじか!!」
思わずそんな事を口にしながら、嬉しさと驚きを噛み締めていました。
審査員の方々の批評をしっかりと受け止めさせていただきました。
決勝当日は予選と同じ様に大きな楽屋に沢山のギタリストがいました。
「うわ〜ここにいる方々って全国から選ばれた人達じゃん、すげ〜」とか思いながら周りを見渡すと、海外から参加して予選を通過された方、丁寧にチューニングしている方、基礎練をしている方、と様々な方がおり、皆さん本番に向けてしっかり準備しているみたいでした。
僕はお茶飲んでました。
いよいよ本番、ステージに向かうと、そこには予選とは全く違う景色があり、ホールには沢山のお客さん、審査員の方々、ありがたい事に僕の応援に来てくれた方もいました。
そんな中、僕は先ずこう思いました。
「照明、思ってたより強っ」
いや、文句ではないのです、ステージとしては最高に演奏しやすい環境を作ってくれていました。
勿論演奏に支障はありません。
ただ、自分が思ってたより明るかったと言いますか、お客さんの顔が真っ白にしか見えないくらいには白かったんです。
よく緊張する時は見てる方をかぼちゃだと思えばいいみたいな事言うじゃないですか?
そう言う意味ではもしかしたら緊張を解いてくれた要因の1つかもしれません。。。
そんな照明効果のおかげもあってか何とか演奏は無事に終えることは出来ました。
残念ながら賞を取ることは出来なかったのですが、自分にとっていい経験をさせて頂いたなと思っています。
当時の僕は自分の演奏には何の価値も無いと思っていました。
しかし、決勝に選んで頂けた事、頑張ってと声を掛けてくれた人、わざわざ遠いところから僕を見に来てくれた人、そんな人達を見てると何だか自分が積み重ねて来た事が、少しだけ、ほんのちょぉぉぉぉぉぉっとだけ、誰かに認めて頂けたのかな、と言う気持ちになれたのです。
これは当時の僕が「もう少し音楽を頑張ってみよう」と思うきっかけになった出来事でした。
周りから見たら大袈裟かもしれませんけどね。笑
最初は経験のためと思って参加したコンテストでしたが、自分にとって音楽を続ける大きなモチベーションになるとは思わなかったです。
人生何をきっかけに何を得られるか、やってみないとわからないものですね。
皆さんも何か挑戦してみたい事があったらやってみるのもいいかもしれません。
思ってたより大きな何かが得られるかもしれませんよ。
p.s 2020年にこのコンテストの決勝進出が決まっていたのですが、コロナにより2年延期になりました。2022年に出場が決定してるので良かったら応援してくださいね!!
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