【社会人バンドを長続きさせる方法】その③
代表の大野木です。
前回、前々回の記事はこちらです
今回は実際にバンドを組んでいて、長続きしている生徒さんを紹介します。
では一つ例を紹介します。
作詞作曲をしてギターボーカルでバンド活動している生徒さんです。
こちらの生徒さんは自分がバンドのリーダーとして周りを引っ張っていき、進むべき方向性をしっかりとメンバーにも伝えております。
そして、月にスタジオリハーサル(バンド練習)も必ず2回入り、ライブも2ヶ月に1回はやっております。
ライブハウスのブッキングイベント、その他野外ライブのイベントなど、一つのところに固まらずにやっております。
何よりすごいのが、毎回ライブやるたびに、新曲を披露しているところです。レッスンの時に持ってきてもらい、一緒にアレンジなどもするのですが、作曲ペースが速いのです。
これには毎回ビックリさせられます。
社会人の生徒さんなので、もちろん仕事を持っているのですが、どうやってそんなに音楽に時間が割けるのか?ってぐらい時間の使い方が上手いんだと思います。
むしろ、音楽を早くやりたいから、仕事を終わらせる。
そのような感じがします。
好きなことをやりたいから、仕事は早く終わらせる。こういうやり方は仕事の効率が上がりますよね。
僕も早く酒が飲みたいから、仕事を終わらせる。同じような感覚だと思います(笑)
こちらの生徒さんに関してはとても理想的なバンド活動と言えると思います。
現にバンドは20年続いていると仰っております(もちろん、メンバーチェンジもしておりますが)
でもここ4年は同じメンバーで固定できているとのことで、これは大変素晴らしいと思います。
何よりも、生徒さんはメンバーの意見を尊重(プレイもリスペクト)、できる方なので、人間関係も良く、長続きしているんだなと思います。
そして、ライブハウスのスタッフ、イベンターの方などとも、つながりを沢山持っているので、いろいろなところから声をかけてもらえるというのがありますね。
まさに人間性が素晴らしいの一言に尽きます。
そのほかにも、オリジナル曲を作ってソロで活動している生徒さん、バンド組み始めて1年経っていない生徒さんなど沢山おります。
皆さん共通しているのは好きなことをしたいから、いつもの仕事は早く終わらせる。
むしろいつもの仕事は適当でいい、実はそれぐらいの方が生産性も上がるかもですね(笑)
残業もしなくなるかも、、、
あとはそういうバンドのことなどを生徒さんと話していると、皆さん悩みながらも、楽しそうなんです。
音楽で仕事させてもらっている僕としては、なんだかとても微笑ましくなってきます。
贅沢な悩みかもしれませんが、好きなことで仕事しているけど、皆さんと同じように、落ち込んだり、心が折れそうになったり、体力的にきつかったりといろいろありますが、生徒さんとそういう話をさせていただくと、なんだか元気をもらいます。
そう、励まされている。頑張れるって感じになるのです。
最後は何で自分のことになってんだって感じですが(笑)
好きなことは楽しいと思えて、そして幸せだなと思うはずです。
そんな時間をこれからも生徒さんと共有していきたいと思います。